モルモットは、その毛の長さや色、毛並みなどで、種類が豊富です。
今からモルモットを飼ってみようと思っている人は、どのモルモットにしようか迷うところではないでしょうか。
モルモットの大きさ
モルモットは、大体20センチから35センチくらいの大きさで、体重が1キロくらいです。
オスの方がメスより大きく育ちます。
ハムスターの様に、手のひらに収まる訳ではなく、膝の上に乗せたり、両手で掴むくらいの大きさです。
モルモットの種類
- ショートヘアーモルモット(イングリッシュモルモット)
その名の通り、短い毛が特徴です。
個体によって毛の色は違い、単色のモルモットもいれば、部分的に色が入っているのもおり、それぞれです。
動物園なのでもよく見られる、ペットとして人気の種類です。
毛が短いのでブラッシングの手間が少ないですし、飼うのにとても適していますので、初心者には、これが一番飼いやすいです。
- アビシニアンモルモット
ショートヘアーよりも毛が長く、全身くりくりと寝ぐせの様なカールが個性的な種類です。
色は、モルモットによってそれぞれです。
少し毛が長いので、ブラッシングの手間が増えますが、性格はショートヘアーと同じく、ペットとして飼いやすい種類です。
- クレステッドモルモット
頭の上の部分の毛だけが、くるりと癖がついていて、愛嬌のある顔の種類です。
毛の色はモルモットそれぞれです。
ショートヘアーよりは、ちょっと臆病なので、慣れるまでは刺激しないようにして上げるのが良いです。
- ペルビアンモルモット
綺麗な長い毛が特徴のモルモットです。
毛並みは、ストレートとカールがあります。
長い毛の部分では、30センチにもなることがあります。
色は、それぞれです。
毛は、頭の上と、背中の部分が長く、ブラッシングの手間がかかります。
でもその分、見た目は大変美しいです。
- テディモルモット
チリチリの縮れた毛が特徴のモルモットです。
品種改良の途中で、突然変異でできたと言われています。
色は、それぞれです。
テディベアのような毛並みで、その巻き毛に床材のチップや牧草が絡み付きやすくもあります。
まめなブラッシングが必要な種類でもあります。
- シェルティモルモット
長い毛が特徴のモルモットですが、ペルビアンモルモットとの違いは、長い毛の生えている部分の違いです。
シェルティモルモットは、頭の毛が長くなりません。
日本で人気のモルモット
日本では、飼いやすい性格の、ショートヘアーモルモットとアビシニアンモルモットが人気です。
ブラッシングも、長い毛のモルモットに比べれば少ないですので、世話の時間も少なくてすみます。
まとめ
モルモットは、ハムスターよりは大き目で存在感もあり、性格も穏やかで、動きもそれほど激しくないので、飼いやすい動物です。
しかも、その豊富な毛並みの種類で、自分の好みに合ったハムスターを選ぶことができます。
毛の色もそれぞれですので、まずは、ペットショップで自分の好きなモルモットを選ぶことから楽しめますよ。