モルモットが歯ぎしりのように歯をギリギリ言わせる行動。
これには何か意味があるのでしょうか?
モルモットの歯ぎしりについて調べてみました。
モルモットの歯ぎしりは意思表示
モルモットが歯ぎしりをするのは、意思表示をしているのです。
機嫌が良くても、機嫌が悪くても歯ぎしりはします。
なので、その前後の行動から、機嫌の良し悪しを判断します。
例えば、抱っこしたり撫でたりすると歯ぎしりする場合。
嫌がるそぶりで移動したりせずに、落ち着いて撫でられているなら喜んでいるのではないでしょうか?
また、ストレスや病気で歯ぎしりをする事もあるので注意が必要です。
例えば、ケージをのぞき込んだら歯ぎしりをする場合。
モルモットは何らかのストレスを感じています。
ケージから出して広い場所で遊ばせたり、齧り木のおもちゃをあげたり、エサを変えてみたりと、モルモットに気分転換をさせてあげると、ストレスが発散できるかもしれません。
しかし、ケージの外に出る事が逆にストレスになっている場合もあるので注意が必要です。
ケージへの出入りが自由にできるようにして、その子の好きな方で遊ばせると良いでしょう。
モルモットの歯ぎしりには病気の可能性も
モルモットが歯ぎしりをする場合、機嫌の良し悪しやストレスが関係していますが、体の不調や病気の可能性もあるので、注意が必要です。
歯の病気で歯ぎしりをする場合もあります。
不正咬合が考えられ、他に、食事の様子がおかしい、よだれを垂らすなどの症状が見られます。
放っておくと食事が取れなくなり、口の中にできた傷口から感染症などを起こす可能性があります。
原因は前歯の場合、歯が折れ正しい噛み合わせがきない、柔らかい食事、遺伝などです。
奥歯の場合は、柔らかい食事、遺伝などが原因となります。
日頃から行動を良く観察し、体の不調が無いかをチェックしてあげてください。
何か変化があれば、すぐに病院に連れて行きましょう。
まとめ
まるで猫が撫でられると気持ちよくて喉をグルグルと鳴らすように、モルモットも、機嫌が良い時や撫でられて気持ちいいとギリギリと歯ぎしりをします。
そして、ストレスや嫌な時も歯ぎしりで意思表示しています。
モルモットの気持ちを上手に察してあげてくださいね。