ここ何年かで、ハムスターより少し大きくて寿命も長く、感情表現が豊かなモルモットを家族として迎え入れたい人が増えています。

でもモルモットは臭いイメージな人が多いのではないでしょうか。

今回はそんな方にぜひ読んでもらいたい、モルモットの臭い対策をまとめました。

モルモット 臭い 対策

モルモットは臭い?

 実は、モルモットの体臭はそんなに臭くないんです。

では、なぜ臭うのでしょうか?

モルモットはお尻の近くに【皮脂腺】というものがあり、ここから出る分泌液がにおいの原因になっているのです。

草食動物であるモルモットは糞尿自体もそれほど臭いはしないのですが、皮脂腺から出る分泌液がつくことで臭いを発しています。

皮脂腺の他に臭腺というものもあり、こちらもにおいの原因です。

また、発情期は体臭がキツくなります。

オスは1年中発情することがあります。

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臭い対策は?

 何よりケージの掃除をこまめにすることが一番の臭い対策になります。

床材に牧草をつかっている人が多いと思いますが、こまめに掃除しないと糞尿が付いた牧草をモルモットが食べてしまうことになります。

糞尿がしみ込んだ牧草を食べると臭いがきつくなりますので、こまめな掃除を心がけるようにしましょう。

ペット用シートや砂のトイレを使うことによって臭いを抑えることができ、掃除も簡単です。

ケージは月に2~3回、お酢を薄めたもので掃除するようにしましょう。

スノコを使っている場合、お酢を入れたぬるま湯で洗い、天日干しをすることで臭いが除去されます。

また、皮脂腺と臭腺を拭くと臭いが落ちます。

お風呂に入れたくなりますが、モルモットはお風呂に入れなくても良い動物ですので、水で濡らしたタオルで拭くようにしましょう!

発情期の体臭が気になる場合、動物病院で去勢手術をすることも効果的です。

モルモットはとてもきれい好きな動物ですので、毎日掃除をしてあげるようにしてくださいね。

まとめ

  1. モルモット自体は臭くない
  2. 臭腺と皮脂腺から出る分泌液がにおいの原因
  3. 水で濡らしたタオルで拭いてあげる
  4. ケージの掃除はこまめに行う
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