私たちと同じ哺乳類のモルモット。
生まれたばかりの赤ちゃんはどのくらいの大きさなのでしょうか。
また、出産したばかりの母モルモットはとってもデリケートです。
どんなところに気をつけたらよいのでしょうか。
モルモットの赤ちゃんとお母さんモルモットについて調べてみました。
生まれたばかりのモルモットの大きさは?
母親と比べてみたのですが、体長は約8㎝ほどで体重は90g。
赤ちゃんは、生まれた時から毛がふさふさと生えていて、目も見えています。
大人のモルモットをそのまま小さくしたといっていいです。
この時気をつけなければならないことは、赤ちゃんになるべく触らないようにしましょう。
もし触ってしまったら、母モルモットにも触って人間のにおいを両方ともつけておきます。
赤ちゃんモルモットだけに人間のにおいがついているとわが子と認識せず、母モルモットが子育てしなくなってしまうのです。
出産後のモルモットは大忙し。
一日に何回もお乳をあたえたり、赤ちゃんの毛づくろいをしたりと子育てに追われます。
この時期の母モルモットにはお乳を出すために餌の量を多めにしてあげましょう。
また水分の多い野菜も必要です。
小松菜は鉄分が多いのでおすすめです。
成長の目安・生まれた後は?
10日後
ほとんどの赤ちゃんモルモットが母親のお乳を飲まずにペレットや野菜を食べるようになりますが、まだ甘えてお乳をすうモルモットもいます。
野菜をあげる場合は、にんじんなら小さく切って口でくわえられる大きさにしましょう。
ダイコンの葉やレタス、キャベツは、水分が多いので赤ちゃんにはあげないほうがよいです。
2週間後
もう赤ちゃんではなくなり、母親のお乳を飲まなくなります。
母モルモットとケージを分けた方がよいでしょう。
3週間後
成長が早ければ子どもどうしで共寝をしてしまうので、オスとメスとがいる場合は、ケージを分けましょう。
まだ餌はやわらかいソフトタイプのモルモットフードがおすすめです。
1か月後
一匹で飼えるようになります。
子どもどうしをそれぞれ別のケージに分けましょう。
2か月後
もうりっぱな大人です。
子どもを産めるようになります。
2か月経っても体の小さい個体もいます。
だからといって子どものときと同様、オスとメスを一緒のケージにしておくと、共寝をしてしまうことがあるので気をつけましょう。
まとめ
その他、モルモットに気をつける点は、ネギは貧血、アボカドは中毒の原因になるのであたえてはいけません。
また、人間の食べるお菓子、チョコレートやおせんべい(辛く味付けされたものは特に注意)もモルモットの体にはよくありません。
エサ入れは、モルモットが足でおさえてひっくり返さないよう、重めのものがいいです。
ひとつのエサ入れに野菜とモルモットフードを入れると、野菜の水分でフードがいたみやすいので別々の容器にしましょう。
モルモットの赤ちゃんの大きさは意外と大きいです。
もう目も開いていて、歯も生えています。
ハムスターやシマリスは、生まれたての赤ちゃんはとても小さく、毛も生えていなければ目も見えていません。
うちのうさぎに陶器製の器でうさぎフードをあたえたら、冷たいのがいやなのかその器を鼻先で一生懸命移動させていました。
どうやらその器が好きではないようです。
ケージもそうですが、用意しても大きさが合わなかったり、役に立たなかったり、失敗したりすることはよくあることです。
試行錯誤でいいと思います。
モルモットが快適に暮らせることが一番ですね。