見た目はオスメスの区別がほとんどないといわれるモルモット。

ペットショップでも赤ちゃんのオスメスの区別は難しいそうです。

飼うならどちらがいいですか?それとも両方?

オスとメスそれぞれの性格はどう違うのでしょうか。

モルモットの性格から調べてみました。

モルモット オス メス 性格

モルモットの個性できまる

モルモットは、南アメリカの岩山などで穴をほってくらすテンジクネズミの仲間です。

野生のテンジクネズミを改良してつくられ、古くから家畜として飼われていました。

性格はおとなしく、人間とふれあいやすいのでペットとして人気があります。

オスは、メスにくらべると甘えん坊で、懐いてくると飼い主さんにべったりくっついてきます。

メスは、オスにくらべて性格は大人しくマイペースです。

ですが、体の大きさにも個体差があるように、性格もモルモットによって様々です。

オスでも飼い主に素っ気ないモルモットもいれば、メスでも飼い主さんにべったりの甘え上手なメスもいます。

要は、ペットショップで購入する場合、そのモルモットの様子や顔をよく観察して自分で見て決めることが重要なのです。

モルモットは夜行性なので、朝よりも夕方の方が元気に動き回る姿を見ることができますよ。

世話しやすいモルモットの種類は?

一般的にペットショップでよく売られているのが下記になります。

  • 「イングリッシュ」…毛の手入れが難しくないので初めての人でも飼いやすいです。
  • 「アビシニアン」…イングリッシュより毛が少し長めでかため、体につむじのようなまき毛がいくつもあります。
  • 「ぺルビアン」…顔や体に長い毛が生えていて、つやつやした健康な毛並みを保つにはブラッシングが欠かせません。
  • 「スキニーギニアピッグ」…小さいブタのような姿。ほとんど毛が生えていないので寒さにとても弱いです。

モルモットが毛づくろいで体をなめた時、一緒に毛を飲み込んでしまいます。

その毛が胃の中で毛玉になり胃をつまらせることがあります。

これは毛球症といって、毛が長いモルモットにかかりやすいです。

そうならないために、毎日ブラッシングをしなくてはなりません。

また、毛がほとんどない種ですと、寒さに特に弱いためヒーターが必要です。

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オスとメス、お見合いさせるには?

モルモットは生まれてから2、3か月ほどで大人になり、子どもを産めるようになります。

年をとればとるほど子どもを産むのが難しくなるので、子どもを産んでほしいのならなるべく6か月以内の若いうちが望ましいです。

オスとメスそれぞれひとつずつケージを用意しましょう。

ひとつのケージに一匹です。

後から家にやってきたモルモットよりも、先にすんでいたモルモットの方がストレスを感じるといいます。

今まで独り占めだった飼い主さんの愛情を奪われてしまうからです。

二匹のケージを少しずつ距離を狭めて様子をみましょう。

相性が合わない場合もあるので慎重に。

お互いを気にするようになって、メスの後ろ足の間が赤くはれて動きが活発になったら準備が整った合図です。

オスのケージにメスをそっと入れてみましょう。

ここで最も大切なのは、オスをメスのケージにいれないことです。

メスがオスを侵入者とし攻撃してしまうからです。

二匹の相性もよく、共寝が終わったら、またメスをそっと元のケージへ戻しましょう。

まとめ

モルモットは、オスが甘えん坊でメスはクールでドライな性格といえます。

だがその性格はモルモットの個体差があるようですね。

モルモットは、一度に2~4匹の子どもを産みます。

お見合いするなら、生まれたすべてのモルモットを世話できるか考えてからのほうがよいでしょう。

生まれて2週間ほどたてば母親のお乳を飲まなくなり、1か月後なら母親と離して里親にだせるようになります。

うちのうさぎは、知り合いに生後1か月でもらいました。

そのとき、うさぎフード大袋と、チモシーたくさん、お気に入りのタオル、しばらくの間のために段ボール箱を用意してくださいました。

一気にケージや餌をそろえるのは難しいので本当に助かりました。

うちのうさぎは、メスですがすごく寂しがり屋で飼い主にべったりでおとなしいです。

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