モルモットを多頭飼いする時に注意をしなければならないのが、繁殖しやすい点です。
メスをどんな風に注意をして飼育をすれば良いのかを知っておけば、繁殖も希望に合わせて計画的に出来るようになります。
モルモットは繁殖して増えて行きやすい
モルモットを何も気にせずに複数で飼育をしていれば、繁殖は確実にしていくので増えて行きます。
しかも、一回に4~6匹を出産する上に、また生まれた子供が出産をするようになるペースも早く増加して行きます。
飼育をする際に、繁殖の目的がある場合にも適切な管理が必要ですし、増やしても飼える環境が無い場合には、繁殖させないための注意を徹底しなければなりません。
オスメスの判別を知る
ペットショップで販売されている場合でも、オスとメスが間違っているケースも稀にあります。
多頭飼いをする際に、自宅で生まれた場合でもオスとメスの判別を知ることはとても重要です。
飼い主が自分で判別をする際にも、他のげっ歯類に比べると難しいと言われていますが、メスは生殖器が「Y」のような形状になっていることで区別出来ます。
ペットショップでも間違うこともあるので、自宅で判別をするのは小さいうちは尚更難しさもありますが、出来るだけ早い段階から判別をしておくのが多頭飼育では重要です。
メス同士も仲良くなる場合
モルモットを飼育する時に、メス同士だけ飼育していると仲良くなることもよくあります。
オス同士では、気性の強さや縄張り意識があるのでケンカに発展する場合もありますが、メスは仲睦まじく遊ぶ姿を見るようになります。
多頭飼いでは、繁殖を目的としない場合では、このようにメス同士で相性の良い姿を見られるのでモルモットが癒してくれる存在になる魅力もあります。
ケージに複数のオスを入れない
繁殖率が高いので、ケージに複数のメス、複数のオスを入れるのは避けるようにしましょう。
縄張り意識も強くなるオスの習性があることを避けるためです。
争いが起こると上下関係が出来るのが、モルモットですが、メスをめぐる争いを招かないためにも、ケージに入れる組み合わせには特に熟慮する必要があります。
まとめ
このようにモルモットは繁殖しやすい生態を持っているので、多頭飼いを行う時にはオスとメスの判別を行い、繁殖の希望があるかどうかによってケージの入れ方にも注意をしましょう。