モルモットとは
モルモットとは、げっ歯類の小型動物で、テンジクネズミ科テンジクネズミ属に分類されています。
大人の体長は30cm前後で、オスの体重は1kg前後、メスは800g前後になります。
平均寿命は6年ほどです。
元来集団で生活する動物なので社交性があり、人に懐きやすいとの理由でペットとして広く愛されています。
海外の方が飼育頭数は多く、日本では小動物の飼育はウサギやハムスターが一般的で、モルモットは少しづつ頭数が増えているところです。
モルモットの名前の由来は?
原産地は南米で、インディアンが食用として家畜にしたのが始まりです。
1843年、オランダから長崎へやって来た頃には、「マーモット」や「マルモット」と呼ばれていたそうです。
それは、山岳地帯に生息するリス科の動物であるアルプスマーモットと姿が似ていたため、そう呼ばれていたようです。
そしていつの間にか「モルモット」へ変化していったという説があります。
日本では、モルモットと呼ばれるほかに「テンジクネズミ」という和名もつけられています。
これは、オランダの船がインドを経由して日本にやって来たのでインドのネズミで天竺ネズミとなったという説もあります。
英語では「ギニーピッグ」と呼ばれていて、その意味はギニアの豚、だそうです。
なぜブタかというと、体形の類似や肉の味が豚に似ていたから、と言われています。
その他、鳴き声が似ていることも、そう呼ばれる所以とされています。
ちなみに、モルモットはカタカナ表記されるので誤解されがちですが、日本で作られた言葉なので海外では通じません。
海外のモルモット愛好家の間では、「ケイビイ」と呼ばれています。
まとめ
モルモットの名前の由来には、いくつもの説が存在していますね。
名前と言えば、おうちに迎えた時、どんな名前を付けようか?
ドキドキしながら考えることでしょう。
名前を呼びつつけていると、モルモットは自分の名前を覚え、呼ばれると返事をするようになることもあります。
信頼関係が出来ると撫でたり抱っこしたりと存分に可愛がることも出来るようになりますよ。