モルモットとはどんな動物?
モルモットとは、小型のげっ歯類で夜行性の動物です。
テンジクネズミを家畜化したもので、原産地は南米です。
乾燥した高地で巣穴に住んでいます。
モルモットのオスは生後2か月程度、メスは生後1か月半程度で大人になります。
寿命は5年~8年くらいです。
一度に6匹までの赤ちゃんを出産することが可能で、妊娠期間は2か月~2か月半と、小動物の中では比較的長めです。
ちなみに、同じげっ歯類で、ペットとしてよく飼われているハムスターの妊娠期間は2週間前後です。
モルモットは他のげっ歯類に比べて、性別の判断が難しいと言われています。
その理由は、生殖器と肛門の距離が短いからです。
他のげっ歯類はオスとメスで距離の違いから容易に見分けがつくそうです。
モルモットのオスの特徴
オスは睾丸を持っているので、生殖器付近には膨らみがあります。
生まれたては膨んでおらず、メスとの区別がつきにくいそうですが、専門家であれば生後1か月頃から見分けがつくようになるそうです。
モルモットのオスは、メスより体長が大きく、体重も重くなる傾向にありますが、個体差が大きく明確な判断基準にはなりません。
性格は、オスの方が人懐っこく甘えん坊な個体が多いです。
そして、モルモットの排泄物はオスとメスで特徴が分かれており、性別確認の一つとなっています。
バナナのようにカーブしていれば、オスの可能性は高いです。
モルモットのメスの特徴
メスの生殖器は「Y」の形にくぼみがあります。
子供の頃にはオスもこのような形に見えるので、判別は難しいです。
メスの性格は、マイペースでドライなタイプが多く、飼い主に懐きにくい傾向にあります。
排泄物は、オスと違い、まっすぐでコロンとした俵型をしています。
まとめ
ペットショップで売られているモルモットは生後1~2か月であることが多いので、オスメスの判断が難しく、専門家であっても間違えることがあります。
飼い続けているうちに実はメスだった、オスだったということも珍しくありません。
しかし、家族の一員には変わりありませんので、末長く可愛がってあげてくださいね。
例えば、凛々しい名前をしたメスでも、愛嬌があって良いと思いますよ。