初めて何か生き物を飼育する時、ペットショップでは、飼育に必要な「飼育セット」などをすすめられることが多いと思います。

その方が安心ですからね。

かつては私も飼育初心者の頃、とにかくすすめられるままに購入した1人です。

しばらく飼育している内に、「ここは、こうした方が」とか「ここは、こうなっていた方が」など、アレンジしたくなりました。

モルモットの「すのこ」についても同じことがいえるのではないでしょうか。

そこで、モルモットと「すのこ」について調べました。

モルモット すのこ どうして

飼育セットなどの「すのこ」について

調べてみると、「すのこ」にも種類があることが分かりました。

○は「おすすめ」意見が多く、△は「賛否両論」でした。

  • 木製の「すのこ」

○網目と比べて隙間が狭い

○かじっても安全(処理剤などのチェックは必要)

△網目より汚れやすい

△お掃除換えの「すのこ」が必要

  • 粗めの網目の「すのこ」

○掃除が楽

○ウンチなどが網目を通って落ちる

△足を取られてケガをする可能性

  • 園芸用金網の「すのこ」

○掃除が楽

△ウンチなどが網目に残ることがある

△爪を引っかける可能性

  • シリコン製の「すのこ」

○柔らかいので隙間に足などを取られても抜けやすい

○洗える

△ウンチなどは多少残る可能性

×かじって誤食の可能性

  • プラスチック製の「すのこ」

隙間の形状や大きさが様々あります。

材質は固いものが多く、固すぎるとモルモットの足の裏に良くない影響を与えるともありました。

緩衝材としてチップや牧草などを上に敷いている飼育者もいますが、誤食の可能性を考える飼育者もいて、完全に賛否が分かれるところでした。

  • その他:植木鉢の底に入れる網・すだれ・・・など

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理想の「すのこ」探し

「すのこ」は、飼育セットの1つに含まれていることが多く、どのセットも網目のものがほとんどです。

この網目の「すのこ」は、抗菌や防臭処理がされていて、しかも、ウンチなどが網目を通って下に落ちるので品質には優れていますが、モルモットにとっては、その網目に足を取られて爪をはいでしまったり、酷い時には、骨折さえもしてしまう危険と隣り合わせの品物です。

そこで、飼育者は、モルモットの安全を考えて、理想の「すのこ」を探し始めます。

調べてみると、飼育者によって色々な意見が出されていました。

皆さん、「すのこ」の材質と目(隙間)の大きさで悩んでいる様です。

例)100円ショップの「清潔すのこ」

  1. 新聞紙(または、ペットシーツ)+「清潔すのこ」の組み合わせ
  2. 新聞紙(または、ペットシーツ)+「清潔すのこ」+チップ(または、牧草)の組み合わせ
  3. シーツ+「清潔すのこ」の組み合わせ
  • 「すのこ」の材質が柔らかいので、爪を引っかける心配がありません。
  • 必要に応じて、切ることもできます。

例)園芸用金網の「すのこ」

  1. 新聞紙+ペットシーツ+園芸用金網の組み合わせ
  2. 新聞紙+ペットシーツ+園芸用金網+チップ(または、牧草)の組み合わせ
  3. 新聞紙(または、ペットシーツ)+園芸用金網+チップ(または、牧草)の組み合わせ
  • 網目が細かいので、ケガの防止はできます。
  • 下にウンチは落ちませんので、見かけたら、直ぐに掃除をします。
  • ゲージの大きさや好きな大きさに切ることができます。
  • 足の裏の保護のために牧草を敷くと、さらに安全です。

例)安全第一で「すのこ」は使わない:1枚板の使用

  1. ペットシーツ+牧草
  2. ペットシーツ+チップ
  3. ペットシーツ+細めに裂いた紙類(新聞紙など)

※ケガの心配は全くないので、こまめな掃除は惜しみません。

どうやら、「すのこ」だけの使用ではなく、何かと「すのこ」を組み合わせるという方法を選ぶ飼育者が多い様でした。

まとめ

飼育者の1番多かった意見は、「モルモットのウンチは、モルモットの足の大きさとほぼ同じだから、足は落ちないがウンチも落ちない」ということでした。

だからこそ、「足は落とさず、ウンチだけ落とす」ことに悩んでいます。

モルモットは、ハムスターなどに比べると体が大きいので、ウンチも比例して大きくなります。

そのため、ゲージの中で目に付きやすく、実は、ほとんどの飼育者は、ウンチをそのまま放置することなく、こまめに取り除いている様です。

「すのこ」は、通気性に優れ、湿気の蒸発を助けます。

そのためには必要なアイテムといえますが、飼育者は、「すのこ」の上にチップなどを敷くなどして、モルモットの安全を確保する努力をしている様でした。

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