モルモットを飼育し始めて夜になり飼い主が消灯すると暴れることがあったり、夜でも観察をしてみると目を開けていたりすることがあります。
これは、モルモットの習性に寄って起こることですので、正しく飼うためにも理解を深めて行きましょう。
警戒心が強い原種
モルモットの原種は、被食性のために夜行性でも警戒心が特に強くならざるを得なかったと考えられています。
いつでも逃げられる体制を整えることが習慣化してしまうので、熟睡はしないものとされていました。
現在のペットとして飼われているモルモットは、だんだんと飼い主の環境、ライフスタイルに慣れると眠りはそれなりに維持できるようになると考えられます。
基本的に夜行性
個体差があり熟睡が出来るモルモットもいますが、基本的に夜行性なので昼間の方が寝たり起きたりというスタイルになります。
そのため、飼い主のライフスタイルに慣れて来ると夕方から夜まで元気に暴れたり遊んだりするものもいます。
朝の目覚めが早く、餌をねだることもありますが、日中は行動が少なめだと考えておけば飼育しやすくなります。
あまりに暴れることが多い場合には、日中の運動が足りていないか寝ている時間が長いかなどの理由が考えられますので、夕方以降に遊んであげてみると体力を消耗するので、夜、暴れるのを減らすことが目指せます。
警戒心の強さから目を開ける
警戒心を持っている夜になると、瞬きをせずに見開くこともあります。
そのため、寝ているかどうか飼い主でも分からないケースもありますが、中には目を開けたままでも実は眠っていることもあります。
逆に、日中リラックスしている時にも安心感があるために目を開けたままで寝てしまうことや半開きで寝てしまうこともあります。
飼い主に抱かれて撫でられることで、安心だと感じている時には、目を閉じることもありますが、この場合でもささいな物音や行動ですぐに目は開けるようになります。
まとめ
モルモットを飼育していて、夜の行動や目の開閉で飼い主が気になってしまうことはよくあるものですが、生態や夜行性、警戒心を持つなどの特徴を正しく理解してあげると、上手く付き合いやすくなるでしょう。