モルモットの病気について調べてみると、モルモットがかかりやすい病気は皮膚に関する病気が多い事が分かりました。

今回、代表的な例と、飼い主さんができる予防法についてご紹介します。

モルモット 円形 脱毛

ペットがかかりやすい病気 皮膚糸状菌症について

皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)とは、簡単に言うと皮膚にカビが生えてしまう病気です。

感染してしまうと、円形脱毛症、かゆみがでてきて患部が赤くなります。

一般的に犬や猫、ウサギの感染が多く、それを介して飼い主である人間にも感染すると言われています。

動物の場合、耳や顔等の一部にできる事が多いそうで、人間と同じく患部は円形になり、その周りにフケが出たり、かさぶたがみられるようです。

また、注意したいのは感染した犬や猫を抱っこしたり、触れたりすると人間にも感染してしまいます。

皮膚糸状菌症の症状がみられたら

もし、ご自分のペットに症状がでた場合は、人間は触れないようにすること、犬や猫の場合、他の子に感染しないように、外出をさけるなどします。

もし、手で触れてしまった時は、必ず手を綺麗に洗いましょう。

石けんで綺麗に洗い流すことができるようなので、子供に日頃からペットを触ったら手を洗うという癖をつけさせることはとても大切な事ですね。

また、ペットがこの病気にかかりやすい原因としては、ビタミンC不足や他の病気で免疫力が低下すると発症しやすくなるようです。

日頃からできる予防法

人間と同じく円形脱毛症は、免疫力の低下が原因と言われていますので、日頃から気をつけ、ストレスを溜めないようにする事、食事バランス、睡眠時間をしっかり確保することが大切ですね。

また、菌が生えにくい環境を作る事、清潔な環境を保ってあげる事が重要です。

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モルモットにまれにある毛球症とは

モルモットは毛繕い(グルーミング)をします。

毛を飲み込んでしまい、飲み込まれた毛は消化できずに、胃の中で溜まってしまいます。

胃の中で蓄積されたものは、その固まりが大きくなり排他できなくなる病気が毛球症です。

毛球症の予防法

なるべく毛を飲み込まないにすることですが、予防としてはブラッシングをこまめにしてあげ、抜け毛がでないようにすること。

牧草などの繊維質の良いエサを与え、常に十分な水が飲める事も大切です。

また、参考までに動物がグルーミングする意味は、自分の体についた汚れを落とすためや、緊張をほぐす、リラックス効果があるからなど、セルフグルーミングの意味あいもあるそうです。

まとめ

ペットの一生が幸せに過ごせるようになるように、飼い主として管理を怠らずちょっとした変化に気づいてあげなくてはならないのだと改めて思いました。

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