モルモットは体の構造上、吐くことができません。
こちらが見ていないうちに誤って何かを飲み込んでしまうと、消化を待つか、病院に連れて行き手術でお腹から取り出すかしかなくなります。
あの小さい体でなんでもかじってしまうのです。
タオル
布の中でも、糸がループ状になっているタオルは危険です。
口にくわえやすく歯にもひっかかりやすいためモルモットにとってはとてもかじりがいのある布なのです。
床材にタオルを使うなんてことはもってのほか。
フリース素材ですと少々安全ですが、基本的には布製品をモルモットに与えることはやめておきましょう。
布製品は間違いなく消化できません。
上記に述べたように、そのまま排便に交じって出てくればいいですが、糸が腸に絡まったり、布の大きさによっては腸などに詰まってしまい手術にもなりかねません。
一番注意が必要といえるでしょう。
木
ケージの中に木製の「すのこ」を使う方も多いと思いますが、この木をかじるモルモットも非常に多いようです。
モルモット用のおもちゃとして木製品のものが市販されていますので、ケージに入れてあげると遊ぶようです。
破壊されては困るものを噛まれるよりは、噛んでもいいものを与えてあげる方がモルモットの身の安全のためにもストレス発散のためにも良さそうですね。
安価なものが多いようですので、木をかじってお困りの方はぜひお試しください。
コード類
冬の対策として、小動物用のヒーターが市販されています。
このコードも噛んでしまうのです。
もちろん、動物用ですから噛んでも大丈夫なようにカバーなどの加工がされているので、よほどのことがない限りは問題ありませんが、そのようなこともあると思っておいた方がいいです。
ちなみに、筆者の飼っているハムスターはコードについている樹脂製のようなカバーをかじっています。
コード自体は金属のカバーですので感電の心配はしていませんが。
さすがよく考えられていますね。
まとめ
小さな人間の子どもと同じ・・・と考えて育ててあげましょう。
ペットは大変ですが、子育てしている気分になって癒されますよ。