モルモットは群れをなして生活する動物です。
ですので、同じケージ内で複数のモルモットを一緒に飼うことはできます。
しかし、モルモットも生き物。
相性が合わない場合は激しいケンカに発展してしまいます。
お家でペットとして飼育する時は野生とは環境が違ってきますので、飼い主の注意が必要です。
オスのほうが喧嘩っぱやい
犬などでもそうですが、モルモットもマーキングによって縄張り争いをします。
特にオス同士だと激しいケンカになりかねません。
野生の場合は行動範囲が広いので縄張り争いもさほど心配する必要はありませんが、家のケージで複数飼う時には狭い空間になりますしケンカが始まると逃げ道もありません。
また、上下関係にも厳しいようです。
こちらもオス同士のケンカが多いです。
はじめは、唸って威嚇したり追い回したりするだけですが、エスカレートしてくると歯ぎしりしたり口を大きくあけて相手に歯を見せ威嚇します。
そして、取っ組み合いのケンカが始まることもあります。
お互いに噛みつき血みどろになることもあるのだとか。
ケージの中で留守番させる時は要注意ですね。
いつもあんなにかわいい癒しのモルモットがそんな姿に豹変するなんて、考えたくもないですが・・・。
多頭飼いで気を付けること
こちらが見ていると仲良しに見えても実はエサを平等に食べているか、水も飲んでいるかは分からないこともあります。
同様に、病気が伝染する確率はあがりますので、便などで健康状態を確認しましょう。
また、便もどの子のものか分からなくなってしまます。
調子が悪ければ別々のケージにしてどの子の調子が悪いのかしっかり観察することが重要です。
万が一喧嘩が始まった時のために、ケージ内に逃げられる場所を作っておくといいかもしれません。
しかしこれは一時的な対処法。
激しいケンカに発展しそうであれば別々のケージに入れてあげましょう。
脱毛などの変化がないか気を付けて観察し、ストレスがかかっていないかチェックする必要もあります。
まとめ
仲良く暮らすモルモットを見たいですよね。
月齢が近い場合や体格がよく似ている場合は比較的一緒のケージで飼育しやすいようです。
飼い主が最新の注意をはらってモルモットたちも快適に過ごせるといいですね。
