モルモットは、警戒心の強い動物です。
自然界では、捕食されて食べられてしまうという弱い立場だったので、周りにの物音などに敏感で、直ぐに逃げて隠れてしまうのです。
そんなモルモットになついてもらうには、どうすれば良いのでしょうか。
慣れるのに急がない
モルモットの警戒心にも、個体差があります。
大して警戒しないモルモットもいれば、とても警戒するモルモットもいるのです。
なので、そのモルモットに合った、無理をしない慣らし方が必要です。
急がないで、モルモットの様子を見ながら、ゆったりした気持ちでいれば、その内なつくはずです。
モルモットが嫌がることをしない
モルモットは何かに驚くと、それを危険と感じます。
慣れて欲しいなら、そういうことをしてはいけません。
人間でもビックリさせられると心臓がバクバクしますよね。
モルモットは、人間より臆病ですから、ちょっとしたことで驚いてしまうのです。
モルモットが嫌がるのは下記になります。
- 大きな物音や声
- 突然何かが現れること
- 背後から急に触られること
- 無理に抱っこされること
- 叩いたりひっぱったり体に痛みを感じること
などが上げられます。
そして、モルモットは、叱られても意味が分かりません。
ただ怒鳴られている、怖いと感じるだけです。
それどころか、飼い主が恐ろしい存在になってしまうので、叱ることは止めた方が良いです。
環境を整える
モルモットが安心できるように、ケージの中を整えて上げましょう。
毎日掃除をして、清潔なケージ内にし、餌も水も新鮮な状態を保ちましょう。
モルモットが一番安心できる場所として、寝床を居心地の良い物にしましょう。
モルモットには、何かあれば逃げ込む場所が必要ですから、この寝床はそういう意味でも大切です。
もうしてケージ内を整えることで、モルモットのストレスが減り、周りの環境に慣れるのを助けます。
モルモットが好きなことを見つける
この餌が好きだ、この場所が好きだなど、モルモットの好きなことを見つけましょう。
好きな餌をくれる飼い主なら、モルモットも徐々に好きになっていくはずです。
優しい声で名前を呼んで、慣らしましょう。
飼い主の声、自分の名前を憶えて、呼ばれた方へ寄ってくるようにまでなります。
モルモットは、集団で生活し、コミュニケーション能力のある動物ですので、飼い主が安心できる存在としれば、飼い主の事を慕い、一緒にいる時間を楽しむようになります。
まとめ
モルモットは、慣れるのに時間がかかる子もいますが、急がず、モルモットの嫌がることをせずに、好きなことを見つけ出してあげれば、きっとなついてくれます。
なつけば、名前を呼べば寄ってくるし、かわいい声で鳴くようになるし、とても愛らしいですよ。