モルモットはとってもおしゃべりな動物です。
もちろん人間の言葉を話す事はできませんが、鳴き声で気持ちを表現しているのです。
モルモットは元々集団で生活をしている生き物なので、鳴き声でコミュニケーションをとっています。
モルモット同士でも、この声でおしゃべりしているのです。
今回は、そんなモルモットの鳴き声について、また鳴き声がうるさい時の対策などをご紹介します。
モルモットの鳴き声
モルモットの個体や性格で異なりますが、よくある鳴き声をご紹介します。
- 『プイプイ』『キューキュー』『ピーピー』
何かが欲しい時や要求する気持ちを表しています。
お腹がすいたり、おやつが欲しいとか。
また、外で遊びたいからケージから出してとか、構ってほしい時などのおねだりする時に鳴くようです。
また、声が大きくなるとその要求を強く求めている時のようです。
早くご飯ちょうだい!!なんて叫んでいるのかもしれないですよ。
- 『クイックイッ』
寂しいと言ってます。誰かかまって~、抱っこして~、撫でて~と。
- 歩きながら『クック クック』
ケージの中でジャンプしながら鳴いたり、歩きながら鳴くのは、嬉しい時や楽しい時。
人間のご機嫌な時の鼻歌みたいなものでしょうか?
- 『キューキュー』
撫でている時や抱っこしている時に、甘えた声でキューキュー鳴くのは、心地よくて喜んでいるのです。
- 『フイフイフイ』『ホヨホヨホヨ』
ご機嫌な時です。
- 『ルルルルルルル…』
モルモットの低い声は基本的に良くない気持ちの表れです。
まるで猫のゴロゴロ鳴くような感じは、嫌がっていると思われます。
けれども、飼い主や慣れた人に抱っこされて撫でられている時に鳴く場合は、心地よくて嬉しいという気持ちです。
- 『グルルル~ グルルル~』
モルモットの求愛の声です。
- 『グルグル』
低い声で鳴いている時は、警戒しています。
不愉快、不機嫌な気持ちを表しています。
- 『キーキー』『キュイーキュイー』
激しく高い声で鳴くのは、怖がったり、嫌がったり、怒っているなど興奮している状態です。
相手を威嚇する時や、体調が悪くて身体が痛い時なども鳴きます。
- 『キュッ』
痛い!!と叫んでいます。
モルモットの鳴き声がうるさい時の対策
残念ながら、モルモットが鳴かないようにしつけることは出来ません。
日頃からモルモットとのコミュニケーションをとり、鳴き声から気持ちを察してあげて、対応してあげる事が、一番の対策です。
近隣の住民の方とのトラブルを避けるための対策としては、窓を閉めたり遮音カーテンや壁に布を貼るなどで、モルモットの鳴き声がダイレクトに外に聞こえなくなりますので、おすすめです。
まとめ
表情豊かにたくさんの鳴き声で意思表示をするモルモットですので、ぜひ日頃からよく観察して、どんな気持ちなのか察してあげれるようになると、より良い信頼関係を築いていく事ができるでしょう。