モルモットがかかる病気として尿路結石や白内障も上げられます。
なぜそのような病気にかかるのかその原因について調べて見ました。
原因
- 結石
急に元気が無くなり、食欲が無くなります。
モルモットの尿にはカルシウムが多く含まれていて白濁しているのですが、尿成分によって尿路結石が起きる場合があります。
カルシウムが多いエサを沢山食べさせていると尿路結石が起きやすいようです。
それはモルモットの尿中に結石を生成するカルシウムやシュウ酸が血液中に増加し、カルシウム結晶が生成されるようになります。
エサは主食だけでは無く、あらゆる栄養素をバランス良く摂るようにしましょう。
この尿路結石はストレスや他の器官不全を起こす原因にもなります。
病院での医師の診察を受け、診断による投薬や指導に従いましょう。
尿中の結石成分を濃くしない方法として飲料水を増やす方法があります。
- 白内障
白内障とは水晶体の中のレンズは水とタンパク質から出来ていますが、このタンパク質が何かの原因で変性し、水晶体の透明性が維持することが不可能になり、白濁してくる疾患を言います。
最初は少し水晶体に白濁が見られる程度だったものが段々その範囲が広がり加齢とともに完全に白濁し、水晶体は破壊されます。
そこまで進んでしまうともう治療方法は無くなってしまいます。
ビタミンC投与による症状の悪化を遅らせる方法は今の所はないようです。
まとめ
結石も白内障も早めの治療が求められます。
どうしようも無くなってから病院へ駈け込んでもその時はもう手遅れです。
忙しい毎日ですが、毎日観察していれば異常には気が付きます。
早めの治療で回復に向かうのは人間も小動物でも同じです。
少しでもいつもと違う、おかしいと思ったら、すぐに病院へ行って治療してもらって下さい。
後で後悔しないためにも出来る限りのことはしてあげましょう。