モルモットの胃腸はとてもデリケートで、ストレスや食物繊維不足などで胃腸運動が低下し、便秘を発症します。

モルモットの場合盲腸に起こりやすいようです。

モルモットの便秘について、またその対策を調べてみました。

モルモット 便秘 対策

モルモットの便秘、原因や症状は?

モルモットの消化系の疾患として盲腸便秘があります。

この盲腸便秘は、何らかの原因で盲腸の働きが悪くなり、盲腸内に餌などが停滞してしまう事で発症する病気の総称です。

腸が正常に機能しなくなり、盲腸などにガスが停滞する事から便秘を発症します。

モルモットの胃腸はとてもデリケートなので、ストレスから便秘になる事もあります。

また、食物繊維の不足によっても胃腸運動の低下が起こり、便秘を引き起こします。

他には、別の理由で動物病院を受診し抗生物質を飲ませる事で便秘をするモルモットもいるそうです。

モルモットは抗生物質で腸炎を起こしやすいので、投薬は慎重に行うそうです。

便秘と同時に、次のような症状がある場合は盲腸便秘の可能性や他の病気の可能性もあるので、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

  • 食欲の低下、またはまったく食べない
  • 糞の形が小さくなったり少なくなる、または完全に便秘している
  • お腹が膨らんでいる、張っている
  • 体重が減少している
  • 元気がない、ぐったりしている

他には、体温の低下や腹痛を起こしている場合もありますが、これは動物病院でないとわかりませんので、まずは便秘に気づいたらモルモットの様子に注意しましょう。

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モルモットの便秘対策

胃の働きを戻すためにも、モルモットが食べられる物、食べてくれる物をしっかり与えてください。

ビタミンCやBを多めに与えるのがいいです。

ブロッコリー、カブや大根の葉、紫蘇やパセリなどは、胃腸の動きを整える腸内細菌を活発にします。

また、繊維質をたくさん摂取するのもいいですが、牧草やペレットなどは変えると食べなくなったりするので、いつも通りのものを与えてください。

また腸内細菌のために、ヒーターや、60度くらいのお湯をホットのペットボトルに入れて、暖めてあげる事も効果的です。

そして何より、ストレスが原因なら、そのストレスを発散させてあげるようにしてください。

また、お腹周りのマッサージなども効果的のようです。

まとめ

モルモットの胃腸はとてもデリケートでさまざまな理由で便秘をしますが、ただの便秘と侮らず、重大な病気の可能性もあると考え、モルモットの様子や症状をよくみてあげてください。

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