最近では飼いやすいと言う理由から小動物を飼育する人が増えています。
中でもモルモットは、ポテッとした体形と可愛い顔に少し飛び出した目が愛らしいと人気が高いようですが、飛び出た目の構造のために目の病気が多いと言われていることを御存知でしたか。
モルモットの目の病気について
小動物の顔はほとんどが小さく、つぶらで小さな目が可愛らしいのですが、中でもモルモットの場合は、目が少し飛び出しているのが特徴的です。
その為、ゴミや外的な刺激も受けやすいことから眼疾患をおこしやすいと言われています。
特に目の疾患で多いのが、結膜炎や角膜炎であり目が赤く充血したりしきりに痒そうに掻いたりする為に白い涙や目ヤニが出たりします。
また、目の組織が老化の影響を受けやすいことから老化に伴う慢性的な結膜炎症状などや角膜浮腫などの合併症から結膜炎に似た症状が現れる事もあります。
進行すると白内障のように黒目が白くなったり目が開かなくなるなどの症状もみられ、強い痛みと視力障害がある事が特徴的です。
こうなると自然治癒は難しい為、酷くならないうちに動物病院や獣医さんに相談するようにしましょう。
目の病気を防ぐ方法について
モルモットは、体内でビタミンCを合成することができないことからビタミンC欠乏症を併発することで目の炎症が起きてしまうためエサなどにも気を付けてあげましょう。
また、目の構造上、どうしても刺激を受けやすく掻いたりすることで傷が付き更に重症化してしまう為、常に目の周りの清潔を心がけてあげるほかケージ内の不潔な環境によっても雑菌などが感染しやすいためコマメに掃除をする必要があります。
まとめ
ポテッとした丸い体系にチョッと飛び出したつぶらな瞳が愛らしいと人気の高いモルモットですが、その目の構造上から目の疾患が多い事も特徴の一つとも言えます。
しかしこれらは、常日頃モルモットを観察してあげる事で目の病気やその他の病気も軽いうちに発見できるものです。
可愛らしいモルモットのつぶらな瞳を毎日見つめてあげましょう