モルモットの毛の色は白、こげ茶、茶、黒などがあります。

一匹の個体で、2、3色混ざっている場合が多いです。

秋になると冬毛に変わるモルモット。

生え変わりの時期、その毛色は変わるのでしょうか。

モルモット 毛色 変わる

微妙な変化

白、茶色、こげ茶、色に関係なく、冬毛に変わる時、全体的にうっすらと薄くなります。

これはよく見ていないと気づきにくいです。

薄くなるだけで色は変わらないそうです。

毛の色が変わるといえば、モルモットがかゆみで皮膚をひっかき、傷になり、その部分がかさぶたになって、皮膚が正常に戻った後に生えてくる毛の色は白くなります。

色を作り出す色素ごと、ひっかいたときにとれてしまったためです。

白髪?と思いましたが、白髪ではないそうです。

冬に色が変わるハムスター

ハムスターの場合を見てみましょう。

ブルー系の毛色のジャンガリアンハムスターが、冬に毛の色が白く変わることがあります。

このタイプは、ウインターホワイトジャンガリアンと呼ばれています。この名前は品種ではありません。

秋から冬にかけて、毛の色が一部または全部変わるのです。

春になると再び元の色に戻ります。

ペットショップで購入したハムスターの色が白く変わった場合は、このタイプではないでしょうか。

北欧など寒い地域のハムスターは、このように白く毛の色が変わるタイプは日本での割合より多いです。

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普段からスキンシップを

毛並みをつやつやにするためにはブラッシングが欠かせないですね。

長い毛のタイプは、季節に関係なく毎日、普通の長さのタイプは一週間に一度、毛の生え変わりの時期なら2、3日に一度が理想です。

モルモットが嫌がらなければ、前足の付け根の下の方を片手ですくいあげ、もう片方の手でおしりをかかえてそってケージからだしてあげましょう。

世話をする人のおなかと、モルモットのおなかをくっつけてやさしく抱っこしましょう。

モルモットに安心感が伝わります。

そして自分の膝の上にのせると、モルモットの姿勢が安定し、落ち着いてブラッシングさせてくれますよ。

やさしく語りかけながら、まずは毛並みの逆にブラッシング。

皮膚の健康状態をみます。

なぜならモルモットの毛の根元にシラミがわくことや、かびや細菌がつく皮膚病になることもあるからです。

傷がないかも見ましょう。

そのあとは毛並みにそって抜け毛を取り除く感じでおこないましょう。

動物病院に連れて行って獣医さんに抱っこされても嫌がらないよう、普段から抱っこのスキンシップは大事です。

秋から冬は毛の生え変わる時期です。

毛が密集し、暖かくモルモットの身を包んでくれるでしょう。

ペットショップで購入した時の毛の感触を覚えておいてください。

成長とともに毛の長さは長くなり、冬は、より密集してきます。

まだ子どものモルモットならば、冬のはじめでも毛の量や長さは十分ではありませんので、寒さ対策は万全をつくしましょう。

まとめ

冬毛はうっすらと色が薄くなるんですね。

それはわたしたち素人が見ただけでは気づかないかもしれません。

うさぎでは一過性のものですが、部分的に毛の色が濃くなる場合もあるそうです。

風邪をひいていないか、下痢をしていないかなどの健康状態だけでなく、毛のつやのチェックや、毛球症予防にブラッシングは大事ですね。

わたしたちがモルモットをよく見ているのと同様、モルモットは飼い主さんの行動をよく見ていますよ。

まるで、掃除しているのをありがとうと言ってるように聞こえませんか?

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