モルモットとラットの知能はどれくらい?
モルモットとは、テンジクネズミを家畜化したもので、元は食用でしたが、現在ではペットとして飼育されています。
体長は約30㎝、体重は1kg前後です。
平均寿命は5年~8年です。
夜行性ですが、生活環境によってある程度は対応出来るようです。
飼い主を見分けることが出来、名前を識別できる知能を持っています。
ラットとは、ドブネズミを改良した、主に実験研究に使われる白いネズミのことです。
実験に使われるネズミには、ラットだけでなくマウスと呼ばれるものもいますが、こちらはハツカネズミを改良したものです。
哺乳類の中で、遺伝子が人間に近く病気や薬の研究に適しているのだそうです。
ペット用として販売されるものは「ファンシーラット」と呼ばれています。
体長は、20㎝前後、体重は250g~500g程度で、平均寿命は2年~3年です。
ラットもまたモルモットと同じように、飼い主に懐き、自分の名前を覚えます。
呼ぶと返事をし、寄ってくるようになるそうです。
モルモットやラットを懐かせるには?
モルモットとラットは似ていて、懐きやすく利口で、活発であり飼い主に懐きます。
犬などのようにトイレの場所は覚えられませんが、自分の名前は覚えられるので、何度でも呼んでください。
夜行性なので、かまう時間は夜間のほうが良いでしょう。
飼い主が昼型の生活をしている場合は、夕方でも大丈夫です。
早く懐かせるためには、新しい環境になれるまでは、かまわないでください。
お家に迎えたばかりでいきなり触ると危険と判断し、人には寄ってこなくなります。
落ち着いてきたら、食事やおやつを手渡しであげてみましょう。
最初の内は、ゲージの中に隠れる場所を作らない方が良いそうです。
懐いてからケージに巣箱を用意してください。
触っても嫌がらなくなったら、頭から背中にかけて、なでてあげましょう。
特に耳のうしろが気持ち良いポイントだそうです。
まとめ
個体により懐きやすさはそれぞれです。
クールでマイペースなタイプであっても、根気強く信頼関係を築いてくださいね。
お家に迎えたら、まずはやさしく名前を呼んであげると良いのではないでしょうか。