動物をペットとして飼う場合、オスもメスも臭いや汚れが気になりますが、モルモットは臭腺の他に皮脂腺を持っている事を御存知でしょうか。
モルモットの臭いなどについて
モルモットは飼いやすく初心者にも簡単に飼う事が出来る事から人気の高い生き物です。
しかし臭いが気になると言う事を良く聞きますが、動物を飼うと言う事はその臭いもある程度の覚悟は必要です。
特に哺乳類の臭覚動物は臭いを放つと言う事に重要な意味を持つ為、生きていくためには必要な事なのです。
動物のオスには発情期にマーキングなどを行うための臭腺が付いておりその分泌液で臭いは気になりますが、モルモット場合はオスの発情期は一年中ある為、飼い主さんとしても大変な事だと思います。
臭腺除去手術を行う事で解消はされますが、臭腺を取り除いても皮脂腺がある為、完全に臭いを消し去ることは難しいです。
特にモルモットの皮脂腺はお尻の肛門付近に付いている為、糞尿などが付いたりして更に悪臭の原因になっています。
メスの場合はオスのような臭腺は見られないようですが、皮脂腺を持つ為お尻のあたりがベタベタと汚れる時があります。
これは発情期に当たる事で臭いが強くなるようです。
しかも臭腺よりも皮脂腺の方が臭いは強いと言われています。
臭いを防ぐ方法について
臭腺は手術によって取り除くことはできますが、皮脂腺は生きていくうえで必要なものであり、これはモルモットに限らず人間にもどの動物にも見られる物です。
モルモットの場合は、その皮脂腺がお尻の周辺にある為に汚れやすいので臭いが少し強くなる事が考えられます。
お尻がベタベタと汚れていたらペット用の消臭剤などで良く拭いてあげるようにしましょう。
また、糞尿の臭いも臭いの原因になっているのでケージ内やトイレは綺麗に掃除をして更に喚起も十分にしておきましょう。
まとめ
モルモットは臭腺の他に皮脂腺を持つ生き物なのでペットとして飼う以上、ある程度の臭いは仕方がありません。
気になるような時はペット用の消臭剤などを上手に利用してペットも飼い主も気持ちよく過ごせるようにしましょう。
