飼っているモルモットが体を痒がるので、ノミだ!ダニだ!と、自己治療しようとしていませんか?

原因が分からずにやってしまうことで取り返しがつかないことになる恐れもあります。

今回はモルモットが体を痒がっているときの対策をまとめました。

モルモット ノミ 対策

身体が痒い!

 実は、モルモットにノミがつくことは滅多にないんです。

犬や猫と一緒に飼っている場合はつくこともありますが、ついたとしても毛づくろいをして舐めとってしまうことがほとんどなんです。

しかし、100%ないとは言い切れません。

もしノミに感染した場合は背中からお尻の毛が抜けることが多いです。

身体を痒がっている原因は他にもあるということになりますね。

では、どのような原因があるのでしょうか?

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原因は一体?

 モルモットはノミよりもダニやハジラミに感染される可能性の方が高いです。

モルモットは本来シャンプーをしなくても良い生き物です。

痒がっているときに理由が分からずお風呂に入れてしまうと、感染症や皮膚病の原因になりますので自己判断はせずに病院に連れていくか、電話で指示を仰ぐようにしましょう。

ダニに感染された場合、皮膚に穴をあけて寄生することがあります。

ショック状態で痙攣したり、最悪命を落とすケースも見られています。

市販のノミ用シャンプーは、モルモットには強すぎることがありますので使用しないでください。

予防としては、犬や猫と一緒に飼わないこと、ケージの掃除をしっかりこまめに行うことです。

犬や猫と一緒に飼っている場合でも、モルモットの環境を清潔にしておくだけで、何もしないよりは随分マシになります。

もしハジラミやダニに感染してしまった場合は、ケージ等モルモットが使ったもの全てを洗い、日光や熱湯で消毒をします。

これをしないと仮に卵を産み付けられていた場合、そこからまた感染してしまうので、徹底的にきれいにしましょう。

何かあった時のために動物病院を探しておくことも大切ですね。

まとめ

  1. 体を痒がっていても勝手な自己判断はしない
  2. ノミよりもダニやハジラミに感染するケースが多い
  3. 皮膚に穴をあけて寄生するダニもおり、ショック状態で痙攣することがある
  4. 動物病院にすぐに連れていけるように飼育する前から調べておく
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