うさぎより小さく、ハムスターより大きいモルモット。
餌を与えるとき、繰り返し名前を呼んであげましょう。
慣れてくると、名前を呼ばれただけで「クルルル」と鳴いて返事をしてくれますよ。
子どものモルモットを飼っていると大人になったらどのくらいに成長するのでしょうか。
メスはオスよりも大きい?小さい?
モルモットの仲間と比較してみました。
モルモットの大きさは?
モルモットの体の大きさは、大人で20㎝~40㎝。
体重は500g~1,500g。大きいものだと大きさは40㎝にもなります。
頭が大きくて足が短いのが特徴です。
日本で見られるモルモットは、ヨーロッパで品種改良によってつくられたものがほとんどです。
その中でも一般的な種である「イングリッシュ」の大きさは、オス、メスともに大人で20㎝~30㎝。
大きいもので30㎝にもなるんですね。
モルモットは私が思っていたより意外と大きいです。
体重は、オスが900g~1,200g、メスが700g~900gです。
モルモットのメスは、オスより小さいです。
モルモットに近い仲間・カピバラは?
モルモットは、哺乳類の中でも「齧歯目(げっしもく)」と呼ばれる動物です。
齧歯目とは、ネズミ目とも呼ばれ、その名のとおり、齧る(かじる)ことで歯が削られ摩耗し、それを補うため歯が一生のび続けるのです。
齧歯目には、ハムスターやシマリスなど、2000種類以上の動物がいます。
その中でもモルモットに近い仲間、カピバラの大きさはどうでしょうか。
カピバラの大きさは、1.2m、体の高さは50㎝、体重は65㎏です。
齧歯目の中でも世界最大です。
オスよりもメスの方が体は大きく体重が重いです。
同じく齧歯目のハムスターではどうでしょうか。
一番大きい種類のゴールデンハムスターで調べてみました。
体の大きさは、オスが18㎝、メスは19㎝。
体重は、オスが85g~130g、メスは95g~150gです。
ゴールデンハムスターの場合も、カピバラと同じくオスよりもメスの方が体が大きく体重が重いといえます。
まとめ
モルモットの成長はとても早く、メスは生後2、3か月で子どもを産める適齢期になります。
繁殖適齢期の若いモルモットだと出産時にホルモンが作用し、骨盤が開きやすく普通に出産が可能です。
ですが、生後6か月から9か月のモルモットだと、出産時に骨盤が開きにくく、産道が確保できないため難産になることがあります。
帝王切開になる場合もあります。
温かい動物を飼うのは子どもの心の教育にとても良いと聞きます。
昆虫と違って命にとても重みがあります。
ペットを飼うということは亡くなる最後まで面倒をみることが大切です。
反対に、メスが子供を産み、赤ちゃんが生まれることも目の当たりにできるのです。
しかし、生まれたモルモットがすべて無事に成長するとも限りません。
ペットショップで購入したモルモットも同様です。
環境の変化によるストレスや、もともと体が丈夫でなかったために亡くなってしまうモルモットもいるでしょう。
そのときどうかご自分を責めないでください。
モルモットはきっと飼い主さんを選んでやってきてくれたと私は思います。