モルモットは食欲が旺盛な生き物ですが、飼育をする際には餌の与え方にはどんな注意をしたら良いでしょうか。
適切な量や頻度を知ることで生活リズムを維持できるようになり、健康のためにも役立つようになるので飼い主はしっかりと把握しておくようにしましょう。
餌の量の目安
モルモットは、小さな体でありながら多くの餌を食べる習性があります。
1日当たりの目安として成長期のモルモットなら体重の８％、成体なら６％の餌の量が必要になります。
ただし、モルモットは目の前に残っている餌があっても際限なく食べるわけではありません。
そのためには個体の体重を把握しておくのが前提です。
餌の頻度
餌を与える頻度は、ペレットなら朝、夜の2回ですが、その間に野菜、果物などを与えるようにします。
主食は牧草なので、牧草はいつでも食べることが出来るように入れて置いて下さい。
こうした餌の頻度を維持して行くと同じ時間になれば餌がもらえるというのをモルモットが認識するので、安心出来るようになります。
飼い主もモルモットを飼育することで、生活リズムが整うようになります。
あまりに餌を与える時間が異なると、モルモットも生活リズムが不安定になり安心出来なくなることもあるからです。
朝と夜の餌の量
朝と夜の餌の量は、夜行性のモルモットですので夜の方をやや多めに与えるようにしましょう。
あまり多く残している際には、少し減らすように調整をしてみてください。
食べ残しの餌に追加をするのは止めましょう。
特に、必要な栄養素が配合されているペレットには、ビタミンCが豊富です。
熱や空気にさらされることでビタミンCが破壊されてしまうので鮮度の良い状態で与えてこそ、栄養素を問題なく摂取できるようになります。
まとめ
モルモットを飼育する場合、餌の量の目安、頻度、生活リズムを意識した上で正しく与えるようにしましょう。
食欲旺盛なモルモットですが、適量を意識して与えるようにすれば、毎食の目安が把握できるようになりますし、食べ残しの量も見当がつきやすくなりますね。
