ペットショップなどで見かけるモルモットはだいたいが短毛種のモルモットですよね。
ですがモルモットにも長毛種がいます。
短毛種の場合は毎日欠かさずブラッシングをする必要はありませんが、長毛種の場合のお手入れはどうなのでしょうか?
カットやシャンプーは必要なのでしょうか?
調べてみたのでご紹介します。
モルモットの長毛種のお手入れ
モルモットの長毛種のブラッシングは毎日行った方がいいようです。
モルモットは自分で毛をなめてグルーミングをする習性がありますが、自分でグルーミングした時に毛をなめとって飲み込んでしまい、毛球症と呼ばれる消化器官内に毛玉が出来てしまう病気の原因になってしまいます。
猫の場合は自分で毛玉を吐き出すことが出来るのですが、モルモットは自分で吐き出すことはできません。
長毛種は毛が長い分毛球症になる可能性も高いので、毎日ブラッシングをしてあげた方がいいようです。
最初はブラッシングを怖がり、嫌がるかもしれませんが、そのような場合は無理矢理ブラッシングをせずに、徐々に慣らしてあげるようにしましょう。
飼い主さんと信頼関係が築ければ、きっとブラッシングもさせてくれるようになります。
モルモットの長毛種にカットやシャンプーは必要?
モルモットの長毛種になると、カットやシャンプーが必要な場合もあるようです。
毛が長いため、毛玉が出来てしまったり、ゴミが絡まってしまったりした場合はその部分だけカットをします。
夏場などは暑さ対策で、全身を短くカットしてしまう飼い主さんもいるようです。
また、お尻の周りの毛が長いと、排せつ物などが付着しやすくなりますので、衛生面を考えてお尻の周りの毛をカットする飼い主さんが多いようです。
シャンプーは犬などのように月に一回シャンプーをした方が良い、というわけではなく、どうしても全身の汚れが気になる場合などでいいようです。
洗った後に十分にモルモットを乾かすことが出来ればシャンプーをしても問題はないようですが、たいていのモルモットはドライヤーなどを怖がり、しっかり乾かすことができません。
しっかり乾かせないと体調を崩す原因にもなりますので、なるべく全身のシャンプーは控え、パウダーシャンプーや汚れがひどい部分の部分洗いをする方がいいようです。
まとめ
モルモットの長毛種のお手入れは、毎日のブラッシングが必要なようです。
短毛種と比べると大変ですが、毛球症などの病気を予防するためにも、しっかりブラッシングしてあげましょう。