モルモットの原産国は、ペルーやボリビア、チリなどの南米で、古代インディオが家畜化したものがモルモットだそうです。
その名残?として、ペルーではモルモットの料理があるそうです。
南米出身と言うことは…暑さに強くて、寒さに弱い生き物なのでしょうか。
実はどちらも苦手なモルモット
モルモットは、南米出身ですが、高温多湿に弱い生き物です。
え、じゃあ寒いほうがいいの!?
いいえ、寒さにも弱いのです。
モルモットって、とても飼育しにくい生き物じゃない!
と思ってしまいがちですが、そんなことはありません。
暑さにも寒さにも弱いモルモットの飼育環境は?
簡単に言ってしまえば、人間が快適と思える温度で育ててあげましょう。
その温度がモルモットにとっても快適な温度です。
モルモットが生活しやすい温度は17℃~24℃と言われています。
暑さに弱いため、室温が30℃を超えてしまうと、命を落としてしまう危険もあります。
夏場は風通しの良い日陰におうちを置いてあげましょう。
冬場は、室温10℃が、モルモットの限界だと言われています。
ペット用のホットカーペットを敷いてあげる、飼育マットであるワラなどを厚めに敷いてあげる、ケージを毛布などで囲んであげる、などなど工夫が必要になります。
意外と見落としがちなのが、床面にケージを置いていること。
床面は、上面よりも温度が低くなります。
床よりも上にケージを置いてあげるだけで、ずいぶんと温度は変わります。
室温30℃や10℃は、人間にとっても暑いし寒いし、過ごしにくいですよね。
この室温で、人間は生命の危険にさらされることはありませんが、モルモットにとっては命の危機に関わります。
モルモットは、日光浴が大好きですが、夏場の日光浴は注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
飼育の温度管理が難しいと思っていましたが、人間が快適な温度がモルモットにも快適だと思うと、意外と管理しやすく感じますね。
ですが、モルモットを置いて、長時間のお出かけの際は、部屋の温度管理だけは気を付けてあげましょう。