強制給餌とはエサを体調不良などによって食べられなくなった動物に対して、人がエサを与えるお手伝いをすることを言います。
動物もご飯を食べないままでいると体が弱ってしまって危険です。
モルモットもエサが食べられなくなってしまうと強制給餌が必要になります。
強制給餌はなかなか簡単ではなく、なかなか嫌がって食べてくれなかったりするので飼い主さんも工夫が必要かもしれません。
強制給餌を嫌がるモルモットにはどんな対処をすればいいのか調べてみました。
強制給餌に必要なもの
まずは道具から用意しましょう。
シリンジといって注射器のようなものがものが必要です。
動物病院で買ったり、インターネットで買うこともできます。
シリンジは中身を使い分けたりするのに何本か用意しておいた方が良いでしょう。
コーヒー用のミルサーも必要です。
ペレットを砕いて与える際に合った方が便利なようです。
どうしてもなければ少し大変ですがすり鉢でも代用が出来ます。
タオルも必要です。
モルモットにエサを与えるときに暴れてしまってけがをしないようにタオルで体を覆ってあげます。
モルモットが嫌がって全然食べてくれないときの工夫
強制給餌は飼い主さんでも苦戦している人が多いみたいですね。
どんな工夫をしているのか調べてみました。
まずはエサです。
ペレットを砕いて水で溶かしたもの、野菜や果物をすりおろして絞ったもの、市販の青汁などを与えるようなのですが、なかなか食べてくれないときはエサを色々与えてみて一番食べてくれたものを与えるようにすると良いでしょう。
野菜や果物も普段から好物だったものや、果物も品種を変えて与えてみるなど試行錯誤してみると良いかもしれません。
あとはシリンジの大きさも工夫してみてください。
もしかしたら大きすぎて食べにくいのかもしれません。
シリンジのサイズを小さくしてみて、モルモットの食べやすいサイズのものを探してみて下さい。
シリンジの先に食べ物が詰まって出てこないときは先を2mm包丁などでカットしてから切り口を火で炙って出やすくしているという方もいました。
まとめ
モルモットが嫌がってなかなかエサを食べてくれないと飼い主さんも心配になってしまいますよね。
食べ物や道具を色々変えてみることで食べてくれるかもしれません。
モルモットを飼っていて強制給餌を経験している人はたくさんいるようなのでネットなどで調べてみたり聞いてみたりすると参考になるかもしれません。