モルモットは完全な草食動物です。
与える餌は、牧草、野菜、種子、果物やペレットが適しています。
モルモットにとっての主食の牧草、これがチモシーです。
そのチモシーについて調べてみました。
また、おすすめチモシーもご紹介します。
モルモットの主食チモシーって?
モルモットの主食である牧草は、生牧草と乾牧草とがあり、一般的には乾燥している牧草の事を言います。
モルモットにとって、牧草はカロリーも低く繊維質が多い健康的な食べ物の一つです。
牧草の種類で代表的なのは「アルファルファ」と「チモシー」があります。
アルファルファはマメ科の牧草で、チモシーはイネ科の牧草です。
イネ科のチモシーは、アルファルファに比べると栄養価は低いものの繊維質が豊富で、消化機能を助けたり、歯を摩耗させる効果があります。
カロリーの取り過ぎの心配が無く、健康的な体を作ってくれます。
高齢や、病気のモルモットにも適した牧草です。
チモシーは市販されている牧草の中でも流通量が多く、安く大量に購入する事ができます。
いつでも食べれる主食として、床材に使っても問題なく、一生餌として与え続けても問題ない牧草です。
モルモットにおすすめのチモシー
色々な種類があるチモシー、どれを与えていいのかわかりませんよね?
まずは、違いをご紹介します。
チモシーには刈り取られた時期で、一番刈り、二番刈り、三番刈りと分類されます。
一番刈りが、若いうちに刈り取られたため、青々しく新鮮で繊維質が多いのが特徴です。
硬いので歯の伸びすぎ防止に効果的です。
二番刈り三番刈りは、一番刈りより後に刈り取られたもので、後になるほど柔らかくなります。
また栄養価も高くなるので、子供のモルモットに向いています。
また一番刈りに比べ、モルモットに好まれるようです。
次に、シングルプレス・ダブルプレスの違いです。
これは運送のため圧縮した度合で、シングルプレスはダブルプレスよりも圧縮率が低く、より自然に近い状態です。
ダブルプレスは圧縮率が強いので、茎や穂がつぶされて柔らかくなります。
このような種類、違いがあるチモシーですが、歯が伸びやすい子に一番刈りを食べさせたくても、二番刈りや三番刈りの方を好んで、一番刈りを食べてくれない場合もあるので、それなら多少柔らかくても、たくさん食べてくれる二番刈りや三番刈りを食べさせた方が効果的です。
このように、モルモットにも好みがあるので、いろいろな種類でよく食べてくれるチモシーを選ぶことがいいのではないでしょうか?
まとめ
数種類の牧草が少量ずつ入った、チモシーのお試しセットなども販売されているようですので、モルモットのお気に入りチモシーを探してみてはいかがですか?