警戒心の強いモルモットも人に馴れる事で抱っこや撫でられる事に対して嬉しさを全身で表現するようです。
また、好き嫌いもしっかり表現するようです。
モルモットが嬉しい時の仕草について
警戒心が強く躾も難しいとされるモルモットですが、飼い主とのコミュニケーションによって馴れ親しんでくると自己表現も豊かになり、頭から耳の後ろを撫でられると「グルルル・・・」と鳴きながら目を細めてその場に伏せたりして満足気な顔を見せてくれたり、軽くマッサージなどをすると気持ちよさそうに伸びるモルモットがいると言う事例もあります。
また、自分から伸びて抱っこをせがむようにする個体もいると言う事です。
特に抱っこと言う事はモルモットのような草食動物にとっては、捕まえられることと同じで本能的に命の危険を感じてしまう行為であり、それを自分からせがむと言う事はよほど飼い主との信頼関係が深い事を意味します。
これは飼い主としても至福の喜びとも言えそうですね。
モルモットが嫌いな仕草について
モルモットは背中や頭を自分の脚で掻くことが出来ないので撫でられると気持ちが良いようで目を細めたり顎を伸ばしたりして喜びを表現しますが、中には触られたり抱っこをされることが嫌いな個体もいて体を反ってピクピクと固まり全身で不快な表現をする個体もいるようです。
これは、上から捕まえられると言う行為がタカやワシなどの猛禽類に襲われる行為と重ねた野生の本能なのかもしれません。
特に臆病な個体ならば当然と言える仕草なのでしょうね。
このように全てのモルモットが人に馴れるとは限らず個体差はあるようです。
抱っこや撫でる事が出来ないモルモットの場合は焦らず気長に時期を待つしかないようです。
まとめ
ペットを飼う事は家族の一員として迎え入れる事になるため出来る限り意思の疎通が出来れば嬉しい物です。
考えている事や喜怒哀楽が分かるだけでもより一層ペットに対する思いも深くなり大切な存在にもなると思われます。