初めてモルモットを飼育する時に難しいところはなんでしょうか。
難易度は?
温かい動物を飼育するにはどういう点に気をつけるべきなのでしょうか。
モルモットはどんな生き物なのか調べてみました。
飼育は難しいモルモット
動物の飼育は、どんなペットにせよ簡単ではないと思います。
ペットの気持ち・今は抱っこされたくない、餌の与え方・新鮮でない野菜をあげていた、など相手の気持ちがくみとれないなどの失敗はつきものです。
ですが愛情をもって世話をすれば、ペットは必ずその愛情をかえしてくれます。
モルモットの場合、難易度は、5が一番難しいとすると、5段階のうち3あたりだと私は思います。
モルモットは、犬と違って散歩しなくてよいし、主にケージの中で飼えます。
ですが、毎日30分~1時間はおうちの中で自由に思いっきり走らせてください。
私たちと同じ哺乳類。
普段から健康管理をしていても病気をします。
また、ストレスに弱く温度管理も大切です。
非常に臆病で、物音にびっくりし、ショックで亡くなることもあります。
歯が一生のび続けることはよく知られていますが、モルモットの前歯だけでなく臼歯の管理も大切です。
モルモットの飼育での盲点は?
一生のび続けるモルモットの歯。
かじることにより歯が摩耗し、前歯は正常に保たれます。
ですが、普段かじっているのに前歯が不正咬合になってしまう場合があります。
あまり知られていないのが、この原因のひとつは臼歯による異常です。
ケージの金網をかじることでおきた前歯の損傷よりも、実はこの臼歯が原因でおこることもあるのです。
かじり木をかじっていても、前歯は削られますが臼歯は削られません。
それは、乾いた牧草(チモシー)など繊維質の多く含む少々かたい餌を食べることによって、奥の歯・臼歯がけずられ、臼歯の不正咬合を防ぐのです。
もし、臼歯のかみ合わせがうまくいかなくなった場合、うまく閉じられなくなり口の周りがよだれで汚れていきます。
さらに、ものがうまく食べられなくなって食欲が減ります。
そうして、前歯も削られることがなくのびていくのです。
その場合は動物病院へ連れて行ってあげましょう。
削って処置をしてくれます。
すべての獣医がモルモットを診てくれるわけではないので、飼い始めたら健康な時に動物病院を訪れてみるのもいいかもしれません。
その時連れて行くのは、一番よく世話をする人が適しています。
一度この症状がでたモルモットは、再び同じ傾向がみられることがあり、注意が必要です。
チモシーは、歯のためばかりでなく、モルモットの腸の健康のためにも常にケージに用意しておく必要があります。
まとめ
モルモットは環境の変化によるストレスに弱く、音にも敏感で、とても臆病な動物です。
初めてペットを迎え入れる場合は、ケージやエサ入れ、牧草入れなどは、ペットショップや専門店で買うと良いです。
ペットショップで購入する際、同時に買いそろえることをおすすめします。
譲り受ける時も、もとの飼い主さんからアドバイスをいただきましょう。
エサ入れはモルモットが蹴ってひっくり返さないように専用の容器がいいです。
ペットは飼い始めが一番難しいと思います。
私は初めて赤ちゃんのうさぎを飼ったとき大失敗しました。
ネザーランドドワーフという種というのはわかっていたのですが、寒さに弱いとは知らず、寒い夜にヒーターもつけずにケージにいれていました。
翌日、おなかをこわして下痢をし、おしっこをしなくなったのです。
動物病院に連れて行ったときには元気を取り戻し、何事もなく診療は終わりました。
ですが、事前に電話もせずいきなり初めて訪れてしまいました。
もしもの時に備えて近所の動物病院をチェックしておくと安心です。