モルモットはげっ歯類の動物で手軽に飼育できる小動物の代表核です。
神経質でストレスに弱いところもありますが、慣れると鳴きながら人間に甘えてきてとても可愛らしい動物です。
そんなモルモットのお世話にブラッシングがあります。
病気予防のブラッシング
モルモットは年に2回毛が生え変わる換毛期があります。
夏から冬、冬から夏にかけ夏毛、冬毛に生え変わります。
全身の毛が全て一気に変わるわけではないのですが、毛が多いモルモットは結構な量になります。
飼育されている場合部屋の気温などもあるため年に2回以上抜けることもあるため、結構な量の抜け毛になります。
モルモットは一応自ら毛づくろいし抜けた毛を舐めとりますが、うまく飲み込んでしまった毛を吐き出すことが出来ないので病気になる場合も少なくなりません。
ブラッシング用のブラシ
病気にしない為にも重要なのはモルモットのブラッシングです。
舐めとらないようにブラッシングをこまめにしてあげる事が大切です。
ブラッシングで注意して欲しいのが使う際のブラシ。
もちろん人間用のブラシでは無理ですし、犬猫用のブラシを使用すると皮膚が弱いモルモットは傷ついてしまう恐れがあります。
なので、お勧めのブラシは豚の皮のブラシ、ゴム製ラバーブラシ、ウサギ用に発売されているブラシなどを使用するのがいいでしょう。
ブラッシングの仕方
ブラシの仕方も注意が必要です。
上記に上げたような柔らかなブラシでも力強くブラッシングしたり、やり方を間違えると危険です。
正しいやり方でブラッシングしてあげましょう。
ブラッシングする場所は高い台などではせず、膝の上でやります。
ブラッシングは頭からお尻にかけてゆっくり力を入れすぎずに行う事が重要です。
毛が引っかかったりしても無理して引っ張ったりはしないでください。
毛の流れをよくする粉シャンプーのようなものもあるのでそちらを利用するのもいいでしょう。
まとめ
ブラッシングは綺麗にする意味でも大切ですが、毛を呑み込んだりして病気になってしまう事をふせぐ役割もあります。
ブラッシングに慣れない子は最初は暴れますが、ゆっくりストレスにならない程度に定期的に行う事をお勧めします。