ずんぐりした体系に、おっとりした性格のモルモットは、ペットとして人気が高いですね。
でも、とても臆病な性格で、大きな物音で驚いて逃げてしまいます。
そんなデリケートなモルモットですが、寿命は何年くらいあるのでしょうか。
モルモットの寿命
大体4年から8年だと言われています。
10年生きたというモルモットもいるそうです。
同じようにペットとして人気のハムスターは、生きても3年ほどですので、それよりも寿命は長いということです。
モルモットの人生
モルモットは、生まれた時から目が開き、毛も歯も生えています。
そして、3週間ほどで乳離れも始めます。
そして、生後2か月もすれば、繁殖する機能も完成します。
なので、大人になるのが早く、大人になってからのモルモット人生は、人間のそれと比べても、とても長いと言えます。
モルモットの病気
長生きするためには、まずは命を落とすような大病にかからないことが大切です。
モルモットは、精神的にも、身体的にも、とてもデリケートな生き物ですので、病気には気を付けたいです。
病気かどうかを知るには、食欲があるかどうか、毛並みが悪くなっていないか、お尻が汚れていないか、目ヤニや涙が出ていないか、鼻水やよだれが出ていないかどうか等をチェックします。
モルモットの長生きの秘訣
モルモットは、臆病ですが、慣れればとても人懐っこく、可愛らしい声で鳴いてコミュニケーションを取ってくれます。
こうして飼い主とうまく精神的に楽に暮らすことが、モルモットの長寿につながります。
臆病者のモルモットですので、小さなころから慣らすことも必要です。
ブラッシングや、人間に抱っこされることも、小さいうちから少しずつ慣らせます。
大きくなってから始めようとすると、驚いて逃げようとしますし、大きなストレスになってしまいます。
そして、モルモットは、体の割に小さくて柔らかいデリケートな手足をしています。
この手足が傷付いたりしないように、もし怪我をしても、そこから細菌感染しないように、清潔なケージを保つことも大切です。
モルモットは、暑いのが苦手です。
もともと、南米の適度に乾燥した大地に穴を掘って生活していましたので、飼育するには、直射日光は避けた場所で、夏の暑い日にはクーラーなどで涼しくしてあげます。
理想温度は18度から24度です。
でも、直風は避けてください。
また、体内でビタミンCを作れないので、新鮮な野菜やビタミンCの入ったペレットを与える事が必要です。
そして、沢山水を飲む生き物ですので、いつも水を欠かさないようにします。
水は、ケージの中に皿を置くのではなく、ケージに取り付ける事ができる給水ボトルが良いでしょう。
お皿だと、モルモットが蹴って水をこぼしてしまい、床も濡れ不衛生です。
まとめ
モルモットは6年くらい生きますし、コミュニケーション能力のある動物ですから、飼っていると、とても仲良くなれます。
美味しい餌をくれ、ケージを掃除してくれる飼い主が、モルモットにとっては、一番大切な存在になるはずです。
ですので、毎日の掃除や餌やりは勿論のこと、運動のためにケージの外に出してあげたり、体におかしな場所はないかをチェックしてあげて、長く一緒にいられるようにしたいですね。