モルモットは、繁殖力のある生き物です。
オスとメスを一緒のケージに入れておけば、比較的簡単に赤ちゃんはできます。
そして一度に1匹から6匹の子が生まれます。
モルモットの赤ちゃん
赤ちゃんは、生まれたときから毛が生え、歯も生えていて、目も開いています。
見た目は大人と同じで、小さいだけです。
食べ物
生まれたての赤ちゃんは、お母さんモルモットのお乳を飲みます。
人間と同じく、母乳から免疫力を得るので、できるだけ母乳で育てましょう。
もし母乳が出なくても、赤ちゃんは、既に歯が生えていますから、柔らかい餌なら食べる事もできます。
水に浸して柔らかくしたペレットが食べられます。
3週間もすると、離乳期に入ります。
この頃から、いろんな種類の餌を与えて、好き嫌いが出ないようにします。
野菜や干し草も与えて、バランスの取れた食事をさせます。
固い物を嫌がる場合は、水に浸して柔らかくします。
偏食は、大きくなると直しにくいので、この離乳期にしっかり良い食事習慣を付けましょう。
ケージ
モルモットは、とても成熟の早い動物です。
生まれてから2か月もすると繁殖機能が整います。
生まれたばかりの赤ちゃんだと思っていたモルモットも、2か月を迎える前に、オスメスを分けてケージに入れる事をお勧めします。
とても繁殖力の強い生き物ですので、一緒にしていると、どんどん増えていきます。
しかも、親族同士の繁殖では、奇形が生まれる可能性が高くなります。
無計画な繁殖は、飼い主にとっても、モルモットにとっても、幸せなものではありません。
因みに、産後すぐの母親モルモットも、産後たった10時間で妊娠可能になります。
ですから、母親モルモットは、オスと隔離して飼いましょう。
産後直ぐ、また妊娠することは、母親モルモットの体力をとても消耗してしまいます。
コミュニケーション
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ慣れていないので母親と一緒にさせ、そっとしておきます。
少しずつ触れるようにして、徐々に人間に慣れさせましょう。
逃げるのを無理に触るのはいけませんが、あまり大きくなるまで人間に慣れないと、どんどん慣れるのが難しくなります。
臆病な性格ですから、大きくなってから初めて抱っこされると、その高さに驚いて逃げて落ちてしまうこともありますので、小さなころに、少しずつ慣れさせるのが良いです。
まとめ
モルモットの赤ちゃんは、とても可愛らしく、生まれてすぐに毛も歯も生えているし、目も開いているし、比較的育てやすいです。
小さく鳴く声も愛らしいので、思わず次々欲しくなってしまうかも知れませんが、繁殖力の強いモルモットですので、しっかりと管理して、無理な繁殖は避けてくださいね。