モルモットはもともと繁殖率の高い動物だと言われ、1回の出産で多くの赤ちゃんを生むと言われています。
ペアのモルモットを飼って、繁殖させたいと思っていらっしゃる方に、ペットの相性から出産までのお話をします。
モルモット同士の相性
モルモットは1年中、繁殖は可能だと言われています。
モルモットの相性は大切で、モルモット同士が互いの臭いを嗅ぎあっていたり、興味を示しているかをよく見てあげて下さい。
逆にけんかをしたり興奮している場合は、始めは様子を見て、それでもダメなようなら他のパートナーを探してあげて下さい。
相性がよければ、ペア確定です。
犬と同じように、相性が合わないと思ったらすぐに嫌悪感を示すようですので、無理強いはしないようにしましょう。
モルモットの妊娠はどこで分かる?
モルモットが妊娠しているのかを確認するのは、お腹を優しく触ってみるといいでしょう。
ポイントとしては、体重の増加、食欲増進、お腹がふっくらしているなどまた、妊娠するとメスは巣作りを始めるようです。
モルモットの妊娠期間、その間の注意点は
モルモットの妊娠期間は、長く2ヶ月〜70日と言われています。
妊娠期間中に気をつける点は下記です。
- お母さんモルモットに、なるべくストレスを与えないようにすること
- その間は、エサの量を増やしてあげて、栄養をしっかり与えてあげること
- 妊娠期間中は、気性が荒くなりペア同士ケンカする事もあるので、ケージは別にしてあげること
モルモットの異様分娩
初出産する際は、産道が広がらない場合は、異常分娩(難産)になる可能性が高いそうです。
モルモットの出産
モルモットは、1度に生まれる赤ちゃんは2匹〜4匹の赤ちゃんを産むと言われており、生まれたばかりの赤ちゃんも、大人のように目が開き、毛もしっかり生えています。
出産して間もない時は、お母さんモルモットの母乳で育てる方がよいそうです。
そして、生後1ヶ月で子供たちは独り立ちしていきます。
まとめ
モルモットの妊娠、出産について調べてみて感じた事は、今は日本や海外でペットを捨てる飼い主が多く、ペットの処分が大きな問題になっていますが、最近、アメリカでペットを飛行機に乗せようと空港にきた夫婦が、手続き不足があり、その飛行機にペットを乗せることができない事が分かりました。
一旦外にでた夫婦は、空港の誰にも気づかれないような場所にペットを置いて、自分たちはその飛行機に乗っていたというニュースがありました。
そのペットは、その日の誰にも気づかれず極寒の夜を過ごしたそうです。
かなり問題になったニュースだったのですが、完全に人間の都合に振り回されてしまった悲しいニュースでした。
ペットの出産もただ何も考えずに、可愛いから、なんとなく、で子供を増やすのではなく、飼い主としてきちんと育てる事ができるのか、飼い主としての義務をきちんと果たせるのかを自分に問い、最後まで責任持って育てるべきだと思います。